Screaming Loud

日々是精進

英語・読書の大切だとおもう理由

英語を勉強するのはすごい大切だと思う.
特に理系は.
なぜか?
それは最先端の技術というのはほとんど英語で記述されているからである.
もはやそれは国としての言語ではなく,技術分野共通の言語として使われている.
逆に文系は世界にプロダクトを売るという意味で各国の言語を学ぶべきであると思う.

日本語でいいじゃん.
それだけではダメ.
実際,先輩が英語で書いていたら最難関国際学会に通っていたものが,英語が苦手だったというせいで他の研究者に先を越されてしまった.
しかし,それは技術を世に出すためだけではない.
最先端の技術を知るためにも必要なのだ.
米国の技術だけではない.ヨーロッパだってみんな最先端の技術は英語で記述している.
それはみんなが読んでくれるからである.もうこの流れにはどうやっても抗えない.

英語が母国語の人を羨んでいてもしょうがない.英語はやらなければ日本が廃れてしまう.
競争に取り残されてしまったものの行く末は目に見えている.
しかし,だからといって日本語を捨てようとは毛頭思わない.
なぜなら,自分の母国語であるからであり,日本が好きだからである.
むしろ日本語を広めたいくらいだ.

ということで英語の文章を読めるようになろう.
とはいっても,その前に重要なのは読解力である.
読解力の根幹は読書である.読書の仕方に関しては他に委ねるとしてまず日本語自体を磨かなければ.
大抵の説明書,論文はテキストである.それは聞くのではなく読むものである.
特に最近は読書人口が減っているということだが由々しき事態だと思う.
人間は文字というものを開発することによって口頭では伝えきれないものを文章として残した.
これが意味するところは読むことのほうが高次元の能力なのである.
読書をしなくなることによって,その読解力の低下,しいては人間としての退化すら招きかねない.

読解力,英語,そして技術.この3つが技術屋にとっての重要な柱だと思う.
日本は今人口が減少に転じ,経済成長はどんどんなだらかになっている.
この事態を打開するためにも,常に最先端の技術を取り入れ,世界に技術でリードしなければならない.
さらには日本のプロダクトを世界に発信して行かなければならない.

このようなことを言うのは容易いが,実行に移すのは難しい.
自分への戒めも兼ねて,記す.